『H2』(エイチツー)は、あだち充の少年漫画作品である。
週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)に、1992年32号から1999年50号まで連載された。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全34巻、同ワイド版より全17巻、小学館文庫より全20巻。
高校野球をテーマとした長編野球漫画。2人の野球少年と2人のヒロインの、野球にかける青春と恋を描く。
大の親友であり、そしてライバルでもある国見比呂と橘英雄。2人はチームメイトの野田敦と共に中学野球で地区大会二連覇を果たすが、その後医師から比呂は肘、野田は腰にそれぞれ爆弾を持っていると診断されてしまい、野球を断念。英雄が野球の名門・明和一高に進んだのに対し、比呂と野田は野球部の無い千川高校に進み、それぞれサッカー、水泳に取り組む。ところが、千川高校には「野球愛好会」があった...
そして診断を行った医師が無免許で逮捕されたこと、その診断がウソだったことを知った二人は「野球愛好会」の「野球部」への昇格、そして甲子園出場を目指して活動を始める。
タイトル「H2」とは、2人のヒーロー(比呂→ヒロ→HERO、英雄→「えいゆう」→HERO)を意味しているという楽屋オチを、英雄が作中で明かしている。なお、コミックス完全版表紙には「The Highschool Days of 2 Heroes and 2 Heroines,Hiro Kunimi, Hideo Tachibana, Hikari Amamiya, Haruka Koga.」と副題が付けられている。
映像では、1995年にアニメ版が、2005年1月から3月まで実写ドラマ版が放送された。